カラオケボックスでの注意点
日々の「ハミング」の練習、そして、腹式呼吸と息の支えを意識した歌い方を、自宅にてアカペラで練習したものが、なぜかカラオケボックスで実践できないという声をよく耳にする。
それはなぜか?
「マイク」と「音響」が曲者なのである。
自宅で音源を流しながらアカペラで練習する場合は、カラダからの響きや共鳴等を意識できるが、マイクを使用すると、「声量」が大きくなったと勘違いをして、力が入ってしまう。すると、カラダの響きを使わず、喉声になり勝ちになる。
マイクはあくまでも拡声器であるから、カラダの響きや息の流れを常に意識することをススメル。また、マイクを持った重量感でカラダの重心バランスが微妙にずれている筈である。
姿勢のポイントは・・・
- 足は肩幅程度に開く
- 腰に安定感を感じること
- あまり体を反りすぎない
- アゴの位置と目線を意識する
- さらに、マイクの重量と重心のバランスを均等に保つ
- リラックスをする
次に「音響」である。
カラオケボックスに入ると、必要以上に伴奏の音量が大きくなっていることをよく目にする。あまり伴奏の音量が大きいとその音量に引っ張られて、歌う音量も大きくしようとして、喉声になることがある。
ポイントは、自分の歌声がステレオを通して、自分で聞き取れるくらいのバランスにすることである。
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